舌痛症
 
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 ドライマウスと舌痛症の関係


 舌痛症とは舌に痛みを伴う症状のことです。主に舌の先端や側面にヒリヒリしたり焼けるような痛みや違和感が現れます。これまでは精神的なもので心因性のものが占めていると考えられていましたが、最近の研究(2002年以降)ではドライマウスの因子も多く含んでいると考えられています。

 ドライマウスでは唾液分泌量の低下により口の中が乾燥します。口の中の乾燥は症状の進行度合いにより舌にも悪影響を及ぼし、舌の乾燥、ひび割れ、味覚障害など様々な症状となって現れます。

 これまでの診断では舌の痛みに対する不安を取り除くためにメンタルな心理面の治療として精神安定剤、抗鬱剤(抗うつ剤)、向精神薬などが処方されるケースが一般的でした。精神面での不安を和らげる効果はありますが、かえって症状が進行するケースもあります。

 精神安定剤、抗鬱剤(抗うつ剤)などには唾液腺を支配している神経に作用し唾液分泌量を低下させる作用が知られています。よってドライマウスの症状が現れることもあり注意が必要です。痛みが解消されないようであれば担当の医師とよく相談してください。

 現在のところ、診療する医療機関が割合少ないため、原因不明とされることが多く、耳鼻咽喉科、心療内科、口腔外科などを転院する傾向があります。



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