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抗菌作用
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口腔内には1グラム中に10の11乗程度の細菌が存在しいます。中には病原細菌も無数に含まれています。容易に侵入されては生体にダメージが生じますが、唾液には抗菌作用を持つ物質、ラクトフェリン、リゾチームなどにより細菌の増加を抑えることが出来ます。
ラクトフェリンは口腔内の第二鉄イオンと結合する働きがあります。第二鉄イオンは細菌が成長するために必要な成分成分であるため、このイオンが補充できない状況では繁殖が出来なくなります。
リゾチームは細菌の細胞壁に作用し分解させる働きがあります。細胞壁が分解されると細胞は自然と溶解し始め、結果として細菌を死滅させます。
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